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はじめての園・小学校生活に向けて~子どもの不安に寄り添う関わり方~

新年度から園や小学校に通い始めるお子さんのいるご家庭は、この時期、ワクワクとドキドキが入り混じった気持ちで過ごしているのではないでしょうか。

親としては、入園・入学の準備に追われながら、「集団生活についていけるかな」「お友達とうまくやれるかな」と不安に感じることもあると思います。同じように、子どもたちも大きな環境の変化を前に、期待と同時に不安な気持ちを抱えています。

子どもの不安は行動として表れることがある

子どもはこれまで経験したことのない出来事を具体的にイメージすることが難しく、さらに自分の気持ちを言葉でうまく表現することもまだ発達の途中です。そのため、不安な気持ちは行動として表れることがあります。

例えば、
・いつもなら自分でできることを親にやってもらいたがる
・べたべたと甘える
・こだわりが強くなる
・爪かみや指しゃぶりをする

こうした姿が見られると、「どうしたのだろう」と心配になるかもしれませんが、これは子どもなりの「不安だよ」というサインでもあります。

気持ちを代弁し、安心できる環境を整える

そんなときは、「ちょっとドキドキするね」「新しいところ、楽しみだけど少し心配だよね」と、気持ちを代弁してあげることが大切です。また、入園・入学後も変わらない毎日のルーティンをできるだけ保つことで、子どもは安心しやすくなります。

親子の安心を育てる「特別な遊びの時間」

おすすめのルーティンのひとつが「特別な遊びの時間」です。これは、1日5分、親がスマートフォンや家事の手を止めて、子どもと1対1でしっかり向き合って遊ぶ時間のことです。子どもがやりたい遊びを尊重し、PRIDEスキルを使って「見てるよ」「一緒にいて楽しいよ」というメッセージをしっかり届けることで、子どもの安心感と自己肯定感が育まれます。

「特別な遊びの時間」の詳しい内容はこちらのブログ記事から。

通園・通学が楽しみになる関わり方

これから始まる通園・通学が楽しみになるような関わりも効果的です。

通園・通学路を一緒に歩きながら、「お花きれいだね」「もうすぐ桜が咲きそうだね」と季節の変化を感じる会話をしてみること。
通園バッグやランドセルに必要なものを一緒に出し入れしながら、「いよいよだね、楽しみだね」と声をかけること。

こうした何気ない時間が、子どもの中に「新しい生活は楽しみなもの」というイメージを育てていきます。

不安をあおる声かけはできるだけ避けて

一方で、親は心配なあまり、
「こんなこともできないと小学生になれないよ」
「〇〇できないとついていけないよ」
「そんなんじゃみんなにおいていかれるよ!」
といった言葉をかけてしまうこともあるかもしれません。

けれど、こうしたネガティブな声かけは、子どもの不安をさらに大きくしてしまいます。できるだけ、「大丈夫だよ」「困ったら助けてって言っていいんだよ」「きっと楽しいことが待っているよ」といった前向きな言葉を意識してみてください。

親自身の不安にも目を向けて

もし、つい不安な言葉ばかり出てしまうとしたら、それは親自身も環境の変化に戸惑っているサインかもしれません。そんなときは、少し立ち止まって深呼吸をしたり、自分をケアする時間を持つことも大切です。

「子どもの前では自分のケアなんてできない」と感じる方もいるかもしれませんが、不安なときに自分を落ち着かせる姿を見せることは、子どもにとっても大切な学びになります。「不安なときはこうすればいいんだ」と、将来の自分の心の扱い方につながっていくからです。

新しい一歩を親子でゆっくりと

新しい一歩を踏み出すこの時期。親も子も、それぞれの気持ちを大切にしながら、少しずつ慣れていけるといいですね。

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