「最近なんだかイライラしてる…」その原因、暑さだけじゃないかもしれません
「最近、なんだか機嫌が悪いな…」
「ちょっとしたことで怒りやすくなったかも。」
そんなふうに感じることはありませんか?
梅雨が明け、本格的な夏がやってきました。
今年の6月は比較的涼しい日が多かったため、体が暑さに慣れないまま7月の厳しい暑さを迎えています。そのため、大人も子どもも熱中症や体調不良、なんとなく続く倦怠感などが起こりやすいと言われています。
もちろん暑さの影響もありますが、実は「冷たい甘いもの」の摂りすぎが、子どものイライラにつながっていることもあるのです。
子どもの体は、大人より暑さの影響を受けやすい
子どもは一見すると元気そうに見えても安心はできません。
まだ自律神経は発達の途中で、体温調節の機能も未熟です。さらに、大人より体が小さく、地面からの照り返しの影響も受けやすいため、猛暑の影響を受けやすい特徴があります。
夏に増える「冷たいもの」の落とし穴
暑い日のお出かけや公園遊びのあと、「ジュースが飲みたい!」「アイスが食べたい!」と言われることも多いですよね。
もちろん、暑い日に冷たいものを楽しむこと自体は悪いことではありません。
ただ、冷たいジュースやアイスクリームを摂りすぎると、体を冷やしすぎてしまい、自律神経のバランスが乱れる原因になることがあります。
さらに気をつけたいのが糖分です。
たとえば500mlのペットボトル飲料には、角砂糖にすると約15個分もの糖分が含まれていることがあります。これは3~5歳児の1日あたりの糖分の推奨量(約35g)を大きく上回る量です。
糖分を一度にたくさん摂ると、血糖値が急激に上がったり下がったりするため、イライラしやすくなったり、集中力が続かなかったり、機嫌やテンションのアップダウンが大きくなったりすることがあります。
夏休み前は、疲れもたまりやすい時期
この時期は、子どもたちも意外と疲れがたまっています。
4月の入学式や始業式から始まり、新しい環境で頑張り続け、運動会など1学期の大きな行事も終わりました。
心も体も疲れが出やすいタイミングだからこそ、ちょっとした刺激にも敏感になります。
「最近いつもよりイライラしているな」
「なんとなく機嫌が悪い日が続いているな」
そんなときは、疲れだけでなく、冷たい甘いものの摂りすぎも一つの原因になっているかもしれません。
おすすめは「お白湯」で体をやさしく整えること
冷えやお腹の不調が気になるお子さんには、起床後や就寝前にコップ半分くらいのお白湯を飲んでみるのがおすすめです。
お腹がじんわり温まり、消化器の働きや自律神経の働きをサポートしてくれます。
飲むときには、ぜひこんな声かけもしてみてください。
「温かいお白湯がお腹に流れていく感じがするね。」
「お腹がホカホカして気持ちいいね。」
「ほっとするね。」
「なんだか落ち着くね。」
「体の感じ」を言葉にすることも心を育てる
こうした声かけは、子どもが自分の体の感覚に気づくきっかけになります。
「お腹が温かい」「なんだか落ち着く」といった内臓の感覚(内受容感覚)や、そのときの気持ちを大人が言葉にしてあげることで、子どもは自分の体や感情の変化を少しずつ理解できるようになります。
そして、イライラや不安などの感情を自分で調整する力を育てることにもつながっていきます。
暑い夏だからこそ、「何を飲むか」も大切に
暑い夏は水分補給が欠かせません。
でも、「たくさん飲むこと」だけではなく、「何を飲むか」「体を冷やしすぎていないか」にも少し目を向けてみてください。
冷たいものを上手に楽しみながら、ときには温かいお白湯で体を整える時間もつくる。
そんな小さな習慣が、子どもの体と心を守ることにつながるかもしれません。
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