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【続編】かんしゃく・イヤイヤの対処法②(感情のコントロールを失っていない場合編)

〜「試し行動」にはどう対応する?〜

前回の記事では、子どもが感情のコントロールを失っている場合の対処法についてお伝えしました。今回は、「感情のコントロールを失っていない場合」、つまり 親の反応を試すような「試し行動」 に対する対応方法を紹介します。

例えば、こんな場面はありませんか?
✅ 親の顔をチラチラ見ながら、おもちゃを投げる
✅ うそ泣きをして、親の反応をうかがう
✅ わざとぐずりながら、ベタベタまとわりつく
✅ 乱暴な遊びをして、親の様子をチェックする

こうした「試し行動」は、子どもが 「どうすれば親の注意を引けるか?」 を学ぼうとしている証拠です。

では、親はどう対応すればよいのでしょうか?

 ポイントは「選択的注目」!

PCIT(親子相互交流療法)では、このような「試し行動」には 「選択的注目(無視のスキル)」 を使うことが有効だとされています。

これは、「望ましくない行動には反応せず、望ましい行動にしっかり注目する」方法です。

子どもは、親の注意を引くために「試し行動」をします。しかし、「試し行動」では親の注意を引けず、逆に 良い行動をしたときに注目してもらえる ことを学べば、自然とポジティブな行動が増えていきます。

では、具体的な対応ステップを見ていきましょう。

試し行動への対応ステップ

子どもから視線を外す

子どもが「試し行動」をしているときは、目を合わせず、関わらない のがポイント。

たとえば、子どもが親をチラチラ見ながら物を投げた場合…

❌ 「投げちゃダメ!」と言う → 反応をもらえて嬉しい
❌ 叱る → 「やっぱりかまってもらえた!」

こうした反応は、かえって行動を強化してしまいます。

無視する(視線を外す・声をかけない)
✅ 何事もなかったかのように、別のことに集中する

これが大事です。

「〇〇しよう」と言って、楽しそうに行動を実況する

視線を外したら、親は 楽しく別のことをする のがコツ。

例えば、子どもが「ママの気を引きたい!」と試し行動をしているとき…

👩「この積み木、こんなふうに積んでみよう!」
👩「わぁ、おもしろい形にできた!」

と、楽しく自分の行動を実況中継 しましょう。

こうすることで、子どもは「こっちの方が楽しそうだな…」と関心を持ち、良い行動にシフトしやすくなります。

注意を引けない場合は、失敗して見せたり、困って見せたりする

それでも子どもがこちらに寄ってこない場合は…

👩「あれっ?ブロックがうまく積めないよ~」
👩「あー!ボタンが外れちゃった~!」

などと、わざと失敗して見せたり、困って見せる のも効果的。

子どもは「手伝ってあげようかな?」という気持ちになり、親とのポジティブなやりとりにつながります。

子どもが戻ってきたら、具体的にほめる

親の元に戻ってきたり、良い行動をしたら、すかさず 具体的にほめる ことが大切です。

✅ 「一緒に遊ぶと楽しいね!」
✅ 「手伝ってくれて助かったよ、ありがとう!」
✅ 「優しくしてくれてうれしいな!」

こうすることで、「試し行動」ではなく、良い行動をした方が親に注目してもらえる ことを学びます。

🌱 まとめ:「試し行動」は成長のチャンス!

「試し行動」は、子どもが 「どうすれば親の注意を引けるか?」 を学ぼうとしている証拠です。

だからこそ、
❌ 叱る
❌ 注意を向ける
は逆効果になりがちです。

代わりに、
「選択的注目(無視のスキル)」を使う
ポジティブな行動に注目し、ほめる

この方法を続けることで、子どもは 「良い行動をすると親が注目してくれる!」 と学ぶことができます。

ぜひ、今日から実践してみてくださいね! 😊

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