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「園では食べるのに、家では食べない…?」―食欲の秋に見直したい“おうちの食卓”

秋は食べものがおいしい季節ですね。

お子さんが通われている園でも、遠足にやきいも会、給食試食会など、食べ物に関する行事が多い季節だと思います。

ですが、よく聞かれるのが「家では食べてくれないんです」というお悩みです。

たとえばこんな声があります。

* 保育所や幼稚園ではよく食べているのに、家ではあまり食べない

* 野菜を嫌がる

* 食事よりお菓子ばかり欲しがる

実は、これにはちゃんと理由があります。

園は“食べるための環境”が整っている

保育所や幼稚園などでは、

「決まった時間に、決まった食事をとる」

「食事以外の時間はお菓子を食べない」

「遊びの時間と食事の時間がきっちり分かれている」

「周りに“食べるお手本”となるお友達がたくさんいる」

「机や椅子がその年齢に合っていて、集中しやすい」

つまり、園は“食べることに集中できるように設計された場所”なんです。

一方で、家庭では…

家では、子どもの食事に合わせて柔軟に対応できる分、

ついこんな状況になりがちです。

* 食べないと栄養が心配で追いかけて食べさせてしまう

* お腹が空いたと訴えたら、すぐお菓子をあげる

* つい食事時間があいまいになる

すると、子どもは「遊びの時間」「食事の時間」という区切りがわかりにくくなり、

結果として“食事でお腹を満たすリズム”が崩れてしまうことがあります。

また、食べない方がママやパパに注目してもらえる、という間違った学習をしてしまう可能性もあります。

親が「枠組み」を決めることが大切

園と同じように、家庭でも「食事の枠組み」を作ることが大切です。

* 食事とおやつの時間をきちんと決める

* それ以外の時間は、水やお茶だけにする

* お菓子やジュース、牛乳などカロリーの高いものは、決めた時間以外は出さない

家族みんなで実行できると効果的です。

祖父母と同居している場合は、協力をお願いしておくといいでしょう。

「お菓子食べたい!」への対応ポイント

お菓子を欲しがったとき、つい「だめ」「今は食べられない」と言いたくなりますよね。

でも、子どもにとっては自分の欲求や注目されたい気持ちを否定されると、余計に「お菓子食べたい!」がエスカレートしてしまいます。

そんなときは、次の3ステップを試してみてください。

  1. 繰り返しのスキルで気持ちをくみ取る:「お菓子食べたい!」と言われたら「お菓子食べたいんだね」
  2. 肯定文で情報を伝える:「〇時になったら食べようね、楽しみだね」
  3. 約束を守る:時間が来たら必ず食べる。待てたら「〇時まで待ててえらかったね」と具体的にほめる

この経験を積み重ねることで、「食事の枠組み」を守ることも学べていきます。

食事を“楽しい時間”に変えるコツ

子どもが食べる意欲を持つためにいちばん大切なのは、

「家族が食事を楽しむ姿を見せること」です。

* 食べ物の見た目や香り、味の発見を一緒に話題にする

* 「もっと食べなさい」「残したらダメ」といった言葉はなるべく控える

* 「〇〇ちゃんと一緒に食べるとおいしいよ」「人参食べてくれてうれしい」と、

できたこと・うれしかったことを具体的にほめる

こうしたやりとりを続けると、子どもは少しずつ「食べるって楽しい」と感じられるようになります。

変化が見えてくるのはいつ?

家庭での環境を整え、言葉かけを意識していくと、

だいたい10日から2週間ほどで変化が見られることが多いです。

「食べる量が増えた」「食事時間が落ち着いた」と感じられたら、

それは親子の努力の成果です。焦らず、楽しみながら続けていきましょう!

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