発達がゆっくり・特性のある子どもと迎える年末年始~少しラクになるための工夫~
年末年始は、家族行事やイベントが多く、にぎやかで楽しい反面、
発達がゆっくりなお子さん、発達に特性のあるお子さんがいるご家庭では、
いつもより大変になりやすい時期でもあります。
「せっかくの年末年始なのに、毎日バタバタ」
「周りと比べてしまって、落ち込む」
そんな気持ちを抱えながら過ごしている親御さんも少なくありません。
今回は、完璧を目指さず、少しラクになるための工夫を紹介します。
まず大切にしたい考え方
「特別なことをしなくてもいい」
年末年始=特別な思い出を作らなきゃ、と思いがちですが、
発達に特性のある子どもにとっては「いつも通り」がいちばん安心です。
できないことより、
- 落ち着いて過ごせた
- 大きなトラブルがなかった
それだけで十分です。
年末年始をラクにする工夫
① 生活リズムは「完全に崩さない」
すべてを普段通りにするのは難しくても、
- 起きる時間
- 寝る時間
- 食事の時間
このうち1~2個だけでも守ると、子どもが安定しやすくなります。
「お正月だから夜更かしOK」ではなく、
「30分だけ遅くする」など、調整する意識がおすすめです。
② 予定は“見える形”で伝える
予定が分からないことは、大きな不安につながります。
- 今日やることを簡単な言葉で伝える
- 絵カードやメモで順番を示す
- 「あと何回寝たら終わり」など回数で説明する
完璧でなくても、「見通しがある」だけで安心感が変わります。
③ 帰省・親戚付き合いは短時間で
無理に長時間過ごす必要はありません。
- 滞在時間をあらかじめ決めておく
- 途中で抜けられる選択肢を用意する
- 子どもが落ち着けるスペースを確保する
「迷惑をかけたらどうしよう」より、
子どもと親が無理をしないことを優先して大丈夫です。
④ 子ども用の「安心セット」を持ち歩く
外出時は、安心できる物があるだけでトラブルが減ります。
例:
- いつも使っているおもちゃ
- 絵本やシールブック
- お気に入りのおやつ
- イヤーマフや帽子
「正月らしくない」より、「落ち着いて過ごせる」を選びましょう。
⑤ 初詣やイベントは“行かない”選択もOK
人混み、音、待ち時間が苦手な子にとって、初詣はハードルが高いです。
- 空いている時間帯に行く
- 参拝は数分だけ
- 行かずに家で手を合わせる
どれも立派な選択です。
⑥ 周囲への説明は“短く・事実だけ”
理解を求めすぎると、親が疲れてしまいます。
例:
- 「環境の変化が苦手で、今はこれが精一杯なんです」
- 「静かな場所だと落ち着きます」
説明は必要最低限でOKです。
⑦ 親も「休んでいい」
年末年始は、親も気づかないうちに緊張が続き、疲れがたまりやすい時期です。
そんなときは、自分の心をいたわるケアも意識してみてください。
たとえば「バタフライハグ」という方法があります。
やり方はとても簡単で、
- 両腕を胸の前でクロスさせる
- 自分を抱きしめるように、左右交互にトントンと軽く叩く
- 深呼吸をしながら、30秒ほど続ける
不安や緊張が高まったときに行うと、
「今ここ」に意識が戻り、気持ちが少し落ち着きやすくなります。
- 手抜きのごはん
- 何もしない日
- 自分へのごほうび
それらは甘えではなく、親が回復するために必要な時間です。
「具体的にほめる」を自分自身にも!
年末年始は、
「みんなと同じにできない」ことが目立ちやすい時期ですが、
大切なのは、
- 子どもが安心して過ごせたか
- 親が少しでも心を保てたか
それだけです。
うまくいかない日があっても、あなたの育て方が間違っているわけではありません。
「今年もなんとか乗り切った私、えらい!」
それだけで十分!がんばっています。
「具体的にほめる」を、あなた自身にも!
今年も一年、お疲れ様でした。良いお年をお迎えください。
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