特別な遊びの時間の「Don’tスキル」と「Doスキル」
子どもと遊ぶ時に、つい「こうしたら?」「これは何色?」と言ってしまうこと、ありませんか?
実は、親子の関係を良くする遊び方にはちょっとしたコツがあるんです✨
PCIT(Parent-Child Interaction Therapy:親子相互交流療法)では、「特別な遊びの時間」という、毎日5分間、子どもリードで親子が遊び、親子の絆を深めるスペシャルタイムがあります。
そして、その5分間の間には、避けてもらう「Don’tスキル」と、使ってもらう「Doスキル」というものがあります。
今日はこの2つのスキルをわかりやすくご紹介します♪
「Don’tスキル」ってなに?避けた方が良いかかわり方
特別な遊びの時間に、避けた方が良いかかわり方が「Don’tスキル」です。
これらを避けることで、子どもリードで遊べるようになります✨
❌ 命令しない(「こっちに座って!」「お片付けできる?」)
→ なぜ避けたほうが良いの?
親が遊びの提案をし過ぎると、子どもから遊びのリードを奪うことになります。
もし子どもが命令に従わなかったら、遊びが楽しくなくなってしまいます。
❌ 質問しない(「これ何?」「どうしてこうしたの?」「これ紫色で塗っちゃうの?」)
→ なぜ避けたほうが良いの?
質問は回答を求めるので、子どもから遊びのリードを奪うことになります。
質問は子どもの話をきいていない、もしくは遊びに集中していないことを意味します。
質問は子どもの遊び方にダメ出しをしているようにきこえることがあります。
❌ 批判しない(「ダメだよ」「ちがうよ」「やめなさい」)
→ なぜ避けたほうが良いの?
子どもの自信や挑戦する気持ちをなくしてしまいます。
批判は間違いを指摘するだけで、正しい行動を教えることができません。
🌿 まずは、「Don’tスキル」を意識して減らしてみましょう!それだけでも、親子の関係性が良くなりますよ!
「Doスキル」ってなに?親子の絆を深めるスキル!
「Doスキル」は、子どもリードで楽しく遊ぶためのスキルです。
このスキルを使うと、子どもは「ママ(パパ)から理解してもらっている!」「大切に思われている」と感じ、情緒が安定していきます😊✨
Doスキルのポイント(PRIDEスキル)
🌟 P(Praise:子どもを具体的にほめる)
→ 「ぬいぐるみを大事に抱っこできて、優しいね」
「パパにもぬいぐるみを渡してくれて、ありがとう」
「お行儀よく座れて、えらいね」
「なでなでしてネンネさせてあげるなんて、良いアイデアだね」
➡ 効果:良い行動を子どもに具体的に伝えることができるので、ほめられた行動が増える!子どもの自尊感情が高まる!親も子どもも良い気持ちになる!
🌟 R(Reflect:子どもの言葉を繰り返す)
→ 子どもが「これおいしそうだよ!」と言ったら「おいしそうだねー」
子どもが「イチゴあまーい」と言ったら「そのイチゴは甘いね」
子どもが「にゅうにゅうつけて食べる」と言ったら「練乳つけて食べるんだね」
子どもが「ママ、これウンチ!」と言ったら「・・・」(不適切な言葉はスルー!)
➡ 効果:子どもに会話のリードをとらせる!子どもは「ちゃんと聞いてもらえてる!」と感じ、発語量が増える♪
🌟 I(Imitate:子どもの行動をまねる)
→ 子どもが積み木を積んだら、親も同じように積んでみる!
子どもだけが積み木を独り占めにしていたら「パパは使い終わるのを待ってるね」
子どもが親の積み木を奪ったら「パパはこっちの青い積み木を使おうっと」
➡ 効果:子どもに遊びのリードをとらせる!遊びに賛同していることを伝える!親が子どもに他の子どもと仲良く遊ぶお手本を示すことができる!
🌟 D(Describe:子どもの行動を言葉にする)
→ 「太郎君は青い車を持っています」
「太郎君は青い車を飛ばしています」
「飛行機にぶつけようとしているんだね」(想像は✖)
「飛行機にこんにちはしようとしてるのかな?」(質問は✖)
➡ 効果:子どもに遊びのリードをとらせる!子どもは親が自分の遊びに注目してくれていると感じ、安心感や集中力が高まる😊
🌟 E(Enjoy:一緒に楽しむ!)
→ 笑顔・アイコンタクト・拍手・優しく背中をなでる・・・
➡ 効果:親の楽しさを表現することで、遊びのあたたかみが増す♪はじめは演技でもOK!心は後からついてきます!まずは「特別な遊びの時間」を毎日楽しく続けることを大切に!
🌿 これらの「Doスキル」を使うと、子どもに受け止めやすい愛情の伝え方ができるようになりますよ!
「選択的注目」ってなに?ほめられた行動は増えて、スルーされた行動は減る!
5分間の特別な遊びの時間の間に不適切な行動が起こることは少ないとは思いますが、もし親の反応を試すような「試し行動」のような行動が見られた時は、「無視のスキル」と「反対の良い行動をほめる」をセットにした、「選択的注目」という方法を取ります。
例えば…
✅ 子どもが親をチラチラ見ながらブロックのタワーを倒す → 親は気付かないフリで「ママは上手に線路を繋いだよー!」「ここに電車を走らせようっと!」
✅ 子どもが「ぼくも!」と遊びに参加してきたら → 「ママの遊びに来てくれてありがとう!」「一緒に遊べてうれしいな♪」
すると、子どもは不適切な行動よりも、良い行動の方が注目されることを学び、「ほめられる行動をもっとやろう!」と思うようになります✨
逆に、不適切な行動(おもちゃを投げる、騒ぐなど)には、あえて反応しないことで、その行動が減っていきます。
「良い行動に注目し、不適切な行動をスルーする」ことで、子どもは自然と良い行動を増やしていきますよ😊
特別な遊びを中止する時
「選択的注目」が使えない、攻撃的・破壊的行動が出た時は、特別な遊びを中止しましょう。
例えば…
✅ おもちゃを壊す
✅ 噛む
✅ 強く叩く
特別な遊びを中止する時は「〇〇ちゃんが、ママ(パパ)を叩いたので、特別な遊びを終わります。明日また遊ぼうね」と冷静に伝えます。
大好きな親との遊びを中止された子どもは、一時的にかんしゃくを起こすかもしれませんが、そこは無視のスキルで対応しましょう。
子どもが落ち着くことができたら、すぐに「落ち着くことができてえらいね。これでまた特別な遊びに戻ることができて、ママ(パパ)はうれしいよ」と伝えて、できるだけその日のうちに、特別な遊びの時間をやり直しましょう!
🌱おわりに:今日からできる!親子で楽しい特別な遊びの時間を
毎日特別な遊びの時間を続けていると、少しずつ親子の関係が良い方向に変わり始めて、子どもの問題行動が確実に減ってきます!😊✨
ぜひ今日から「Don’tスキル」と「Doスキル」を意識して、1日5分!子どもと遊んでみてくださいね♪
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次回のブログもお楽しみに!✨