ごほうびで釣るのはダメ?夏休みに考えたい「子どもの意欲」の引き出し方
いよいよ夏休みですね。
お昼ごはんの準備に、兄弟げんかの仲裁、そして毎日の宿題…。
ママやパパにとっても、ちょっぴり大変な季節かもしれません。
そんな中、「宿題が終わったらゲームしていいよ」「練習をがんばったらオモチャを買ってあげる」など、“ごほうび”を使って子どもにやる気を出してもらおうとしたことはありませんか?
実際、「こういうのって甘やかしになるのかな…」「ごほうびで釣ってるみたいで、なんだかモヤモヤする」という声もよく耳にします。
でも、子どもに面倒なことをさせたい時、ごほうびが効果的なのは確かです。
その一方で、「これで本当にいいのかな」と悩んでしまうのも、親心ですよね。
よく寄せられるご相談
こんなご相談をよくお受けします。
「うちの子、ほめても全然うれしそうにしないんです。だから、シール表を作って、宿題をやったらシールを貼って、シールがたまったら好きな動画が見られるっていうルールにしたんです。そしたら宿題はするようになったんですが…」
けれどその後、家のお手伝いを頼むと
「それやったらシールもらえるの?」と聞かれるように。
お子さんにとって「動画を見ること」は、確かに意欲のスイッチになっていました。
そして、「シールがたまったら動画が見られる」という仕組みも、最初はとても効果がありました。
でも、ママが望んでいたのは、
「ごほうびがなくても、自分からやってみようと思える力」や
「がんばったことの達成感を、自分自身で感じられる力」でした。
子どもの意欲を引き出すためにできること
そんな時、セラピストはPCIT(親子相互交流療法)のスキルを活かした方法を提案します。
それは、
「シールをあげる前に、具体的にほめる」というステップを入れること。
たとえば、
- 「ドリルを3枚もできて、すごいね!」
- 「自分から始められて、えらかったね!」
…といった具体的なほめ言葉に加えて、
拍手をしたり、ハグをしたりといった温かみのある関わりをプラスしてもらいます。
この「ほめてから、シールをあげる」という流れによって、
「具体的にほめられることってうれしいんだ!」という気持ちを、少しずつ子どもに伝えていくのです。
変化は、確かにあらわれた
その結果、少しずつお子さんに変化が見られるようになります。
もちろん、気が乗らない日は宿題をやらないこともありますが、
調子が良い時には、「具体的にほめられるだけで」宿題をがんばれるように。
さらに、うれしい変化も。
「今日は自分で『がんばったから自分に花マル!』って言ってたんです」と、あるお子さんのママ。
なんと、自分で自分をほめて満足できるようになってきたのです。
これは、「具体的にほめる」というPCITのスキルの大きな力です。
ごほうびを使うこと自体が「悪い」わけではありません
誤解しないでいただきたいのは、シールやスタンプカードを使うことが悪いわけではないということ。
PCITでも、意欲のきっかけとしてシール表などのごほうびの活用は推奨されています。
実際、大人だって、仕事のあとにスイーツやテレビを楽しみに頑張ること、ありますよね。
ただ、「温かみのある関わり」――つまり、親の声かけやスキンシップ、愛情表現などが、
子どもにとっての意欲の土台になっていくことがとても大切です。
そのうえで、「シール表」や「スタンプカード」といった“効果的な脇役”の力を、うまく借りていけるといいですね🍀
夏休み、親子で“がんばる力”を育ててみませんか?
この夏、お子さんの“意欲の芽”を育てる関わり方を、少しだけ意識してみませんか?
「ごほうび」だけに頼るのではなく、
「ママやパパの言葉」や「心を込めたスキンシップ」も、子どもにとってはうれしいプレゼントです🎁
一緒に、あたたかい親子時間をつくっていけたら素敵ですね☺️
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